ホピ族のベテランアーティストMarcus Coochwikvia氏の熊をモチーフに幾何学模様を上手にミックスさせて描かれたバックルです。
石はアリゾナ州産のモレンシーターコイズが使用されています。石の形が四角いので、バックルの形も四角形に作られています。
作者自身ベアークラン（母族）なので熊のモチーフを得意としています。とても手が込んでおり細部まで綺麗な仕上がりです。
マーカス氏はもう歳をとって目が悪くなってきたと言いながらメチャクチャ細かく綺麗なオーバーレイで作品を作ります。とても糸ノコで切り取ったとは思えないまさに職人技の光る作品です。 切り取った内側の黒い部分に注目！これだけ細かくタガネを入れる作者は余り居なくなってきました。
店長の一言：ホピ族の中では店長一押しのアーティストです。彼の作品は芸術品の域に達した作品です。
ホピ族のオーバーレイ技法の説明：【この作品はホピ族の得意とするオーバーレイ技法により作られています。オーバーレイとは元々2枚のシルバー板の上の部分【模様になる部分】を糸ノコで丁寧に切り取り、それを又張り合わせて凹凸を作りあげる方法です。黒く見える部分は下のシルバー板の部分ですが、その部分にもタガネで丁寧に刻みを入れ込みます。とても手の込んだ作業で、熟練の職人でないと綺麗な模様を作り上げることは出来ません。】
