ホピ族のベテランアーティスト【Marcus Coochwikvia】マーカス氏のバングルです。
みたままの芸術性の高いマッドヘッドカチーナを描いたバングルです。
この作品はマーカス氏が2010年に彼が作った作品の中で最も時間と手間を掛けた作品だと話していました。
Marcus Coochwykvia氏、彼はホピ族の中でブロンコ店長が最も尊敬するアーティストの一人です。糸ノコで丁寧なカットをする、昔ながらのホピのオーバーレイ技法を大切にしているアーティストです。
マーカス氏はベアークランの出身です。もう歳をとって目が悪くなってきたと言いながらメチャクチャ細かく綺麗なオーバーレイで作品を作ります。とても糸ノコで切り取ったとは思えないまさに職人技の光る作品です。マーカス氏は幾何学模様や動物(コヨーテ、熊、イーグル等が得意)を描かせたらホピ族のアーティストの中でもトップクラスです。
店長の一言:彼の作品の凄さは、絵柄に動きがある事だと思います。普通にマッドヘッドカチーナの顔を描くアーティストは沢山居ますが、踊っている動きを表現できるアーティストとしては彼は間違いなくホピ族の中でベストのアーティストと言えると思います。
【この作品はホピ族の得意とするオーバーレイ技法により作られています。オーバーレイとは元々2枚のシルバー板の上の部分【模様になる部分】を糸ノコで丁寧に切り取り、それを又張り合わせて凹凸を作りあげる方法です。黒く見える部分は下のシルバー板の部分ですが、その部分にもタガネで丁寧に刻みを入れ込みます。とても手の込んだ作業で、熟練の職人でないと綺麗な模様を作り上げることは出来ません。】